阪神椎葉、練習の自信消えた6失点。小幡失策でリアルタイム炎上に今季不安
2026年02月09日 12:00
抜粋
沖縄の柔らかな風が吹くエナジックスタジアム石川。その穏やかな空気は、中盤に登板したドラフト2位右腕・椎葉剛が喫した一挙6失点という衝撃によって一変しました。キャンプでのブルペン投球や練習で積み上げてきた「手応え」と「自信」が、実戦の冷徹なマウンドで一気に吹き飛んでしまう。そんな残酷な現実がそこにはありました。
しかし、この炎上は椎葉一人の実力不足によるものだけではありません。守備の要として期待される小幡竜平の失策が、平穏だったイニングの歯車を狂わせる引き金となりました。打ち取ったはずの打球がアウトにならない。その一つのミスが若き右腕の精神を揺さぶり、制球の乱れと連打を招く「負の連鎖」へと繋がってしまったのです。
本記事では、現地で視線を注いだファンや、キャンプの進捗を追うタイガースファンに向けて、**「なぜエナジックでの好投が続かなかったのか」**を多角的に分析します。椎葉の球種ごとの課題、小幡の守備に潜んでいた一瞬の隙、そして岡田監督がこの「炎上」をどう捉え、今後の起用プランをどう描くのか。キャンプという調整の場だからこそ見えた課題と、次戦への期待値を整理して解説します。
| 阪神 椎葉剛が一挙6失点 小幡の失策から6安打浴びる 23年度のドラフト2位右腕が結果残せず 「練習試合、日本ハム-阪神」(8日、エナジックスタジアム名護) 六回から登板した椎葉剛投手が一挙6失点を喫して逆転を許した。 先頭・野村を遊ゴ… (出典:デイリースポーツ) |
1. 「エラー後の粘り」という高い壁
投手の評価において、味方のミス(小幡選手の失策)の後にどう抑えるかは非常に重要視されます。
• 理想: エラーを帳消しにする力投で流れを引き戻す。
• 現実: ミスからリズムを崩し、6安打を集中浴びしてしまった。
首脳陣としては、技術面だけでなく、不測の事態に対するメンタル面のタフさを測っていた部分もあったはずです。そこで一気に崩れてしまったのは、1軍定着に向けて手痛いアピール不足となってしまいました。
2. ドラフト2位という期待とプレッシャー
独立リーグ(徳島インディゴソックス)から最速159キロの鳴り物入りで入団した椎葉投手ですが、やはりNPBの打者の「見極め」や「しぶとさ」は格別です。
• 球速があっても、コースが甘くなれば一気に捉えられる。
• 一気に6失点という結果は、自信を喪失しかねない厳しい試練。
3. 今後の課題:圧倒的な「個」の力
今の阪神投手陣は12球団屈指の層の厚さを誇ります。その中で生き残るには、「エラーがあっても抑え切る」だけの圧倒的な決め球、あるいは動じないマウンドさばきが求められます。
個人的な所感
独立リーグ出身の選手は、一度きっかけを掴むと一気に化ける爆発力を持っています。今回の炎上を「ただの失敗」で終わらせず、NPBの洗礼としてどう消化するかが、今後のプロ生活を左右する分岐点になりそうです。












