3割打者は格が違う」阪神・近本光司が吐露した本音。あえて自分を追い込む“トップ一流”への執念
2026年01月14日 18:30
抜粋
「3割を打つバッターは、やっぱり格が違う。そこに行かないと見えない景色がある」
阪神タイガースの不動のリードオフマン、近本光司が口にしたこの言葉は、単なる数字への執着ではありません。プロ入りから5年連続で130安打以上を放ち、盗塁王のタイトルを4度手にしてなお、彼は自身に「打率.300」という極めて高い、そして残酷なまでに明確な境界線を課しています。
近年、セイバーメトリクスの普及により「出塁率」や「OPS」が重視されるようになりましたが、現場で戦うプレーヤーにとって、そしてファンにとって、「3割」という響きには特別な魔力が宿ります。それは、シーズンを通して好不調の波を最小限に抑え、相手バッテリーの徹底したマークを跳ね除け続けた者だけに許される「一流の証」だからです。
この記事では、1月14日に報じられた最新の近況を起点に、近本がなぜ今「格の違い」を強調したのか、その真意をデータから紐解きます。
• 最新成績の徹底解剖: 打率、出塁率、盗塁数から見る現在の立ち位置
• 歴代レジェンドとの比較: 張本、長嶋、バースといった「3割の怪物」たちと近本は何が違うのか
• 未来へのシミュレーション: 1000本安打へのカウントダウンと、FA・契約面から見る阪神での将来像
読後には、あなたが次に甲子園の打席に立つ近本を見たとき、その一振り一振りに込められた「格」への執念が、これまで以上に鮮明に見えてくるはずです。
| 阪神・近本光司、「トップ一流」目指す 3割打者は格が違う …一流ではなくトップ一流に!! 阪神・近本光司外野手(31)が13日、鹿児島・沖永良部島での単独自主トレを公開した。虎のリードオフマンは「打率3割が一… (出典:サンケイスポーツ) |
1. 「一流」の定義を自らアップデートする姿勢
近本選手はすでに盗塁王を5度獲得し、ベストナインやゴールデングラブ賞の常連です。世間的には間違いなく「超一流」ですが、彼自身が**「打率3割が一流というか、3割がトップ一流」**と定義し直した点に、飽くなき向上心を感じます。
特に昨今のプロ野球界(いわゆる「投高打低」の傾向)で3割を打つ難易度が上がっている中、あえてそこに挑む姿勢は、ファンとしても熱くなるものがあります。
2. 「2021年」という基準への再挑戦
近本選手が最後に3割をマークしたのは2021年(.313)です。
• 2021年: .313
• 2024年: .285
• 2025年: .279
直近の成績を見ると、ヒット数は安定しているものの、打率としては少しずつ下降線をたどっていました。31歳という、アスリートとして「ベテランの入り口」に立つ年齢で、もう一度自己ベストの状態(あるいはそれ以上)を目指そうとする決意には、並々ならぬ覚悟が透けて見えます。
3. 「走り込み」への回帰
31歳になり、多くの選手が体のケアや効率を重視する中で、**「今年はランニングをすごく意識している」**と、あえて泥臭い走り込みを増やしているのが近本選手らしいですね。
「長く第一線で活躍するために、土台をもう一度作り直す」というアプローチは、若手選手にとっても大きな刺激になるはずです。
まとめ:ファンとしての期待
近本選手が1番打者として3割を打てば、阪神の得点力は劇的に上がります。数字に執着しすぎない彼が、あえて「目指す数字」として3割を掲げた今シーズン、2021年を超えるような「無双状態」の近本光司が見られるのではないかとワクワクします。












